生物多様性ってなに??生物多様性ってなに??BIODIVERSITY

生物多様性のイメージ。パンダ、トラ、羊、オオカミ、うさぎ、蝶、象、ワシ、シカ、ゴリラ、ヒヨコ、犬、クモ

あらゆる生き物は、長い進化の中で築かれた生き物同士のつながりによって支えられています。このような生き物の多様さとつながり、そして過去から伝わる無数の遺伝情報をまとめて「生物多様性」といいます。

現在までに100万種以上の生物が発見されています。まだ未発見のものも含めると、地球には1000万から1億種もの生物がいると言う学者もいます。
生物多様性は、人間に数え切れないほどの「自然の恵み」をもたらしているのです。

生物多様性がもたらす自然の恵み

世界での取り組み 国連「生物多様性の10年」世界での取り組み 国連「生物多様性の10年」

生物多様性の危機が叫ばれる現在、様々な努力がなされています。
国連で採択された「生物多様性条約」をはじめ、絶滅の恐れのある野生動物種の取引を規制した「ワシントン条約」、また、水鳥などの生息に欠かせない湖沼や湿地の保護を求める「ラムサール条約」はその代表です。更に国連では、2011年からの10年間を「生物多様性の10年」と定め、取り組みを強化しています。